サイトのタイトル「豊穣」、豊穣とは自然から授かった「汗をかいたご褒美」です
☆食材を語る☆

◆◇香辛野菜の王様、葱(ネギ)◇◆

□■日本書紀にも記述があるくらい古くから日本人に親しまれているネギ、生でよし、煮てよし、焼いてよし。それでは坂本隆司との一問一答で Go!■□


Q 先週のニラに続いてネギ、似たもの同士って感じですね。しかしネギって本当に親しみやすい野菜ですね。昔からのものなんでしょうね。

A 日本書紀にも記述があるくらいですから、本当に昔から親しまれている野菜なんですね。

Q 日本書記ですか、それはまた古いですね。

A 実は私も受け売りなんですよ。でも、気になってインターネットで調べてみました。どういう記述があるかってね。ところが、日本書紀に記述があるってことは皆書いているけれど、具体的にどう書かれているか、となると誰も触れていないんです。やっと見つけたのが、明日香さんという方が管理されている私本日本書紀(http://www.loops.jp/~asukaclub/syoki.html)、その第十五巻、第五話億計天皇(仁賢天皇)のところに書かれているのが、多分それではないかと思うんですけど、なかなかロマンチックなんですよ。

Q 興味津々です。

A 前後を省略して、その部分だけ紹介すると、「秋蒔きの葱の二茎が、一皮に包まれているように、二重に密接な私たちの間柄を思って欲しい」、とあるんですよ。この私本日本書紀なんですが、わかりやすい記述で是非通して読んで見たいと思いました。

Q ネギって確かに二茎が一皮に包まれているんですが、こんなロマンチックな表現ができるんですね。感心します。

A さて、本題に入りましょう。それほど昔から親しまれているネギなんですが、いの一番に思いつく食べ方は?

Q 薬味です。うどん、そば・・・・ネギの薬味がなかったらさえないです。

A タレの臭みを消したり、うま身を引き出したり、絶妙の役割ですね。ほかの食べ方では?

Q 鍋物でしょうか。

A 鍋にネギは欠かせませんね。汁物の浮かし具にもいいですね。

Q 調理師の目からみて、ネギはどんな食材なんですか。

A 香辛料的野菜の王様です。生でよし、煮てよし、焼いてよし。ニラより繊維がやわらかく、ニンニクよりにおい味がマイルド。ほんの少々の薬味のネギを使う事で、味わいが断然違ってくる、こんな素晴らしい食材はありません。切り方でも全然違う味になってしまう、これは調理師にとっては魅力です。インスタントのカップめんや、レトルト食品だって、ネギさえあれば、手作り料理に変身です。

Q これはまた大層な持ち上げ方。薬効の面ではどうなんですか。

A これがまた万能で、1番範囲が広い薬菜なのです。塗ってよし、温めてもよし、吸ってもよしなのです。消化によし。欠点なしの野菜です。それと、あのにおいは、玉葱やニンニクと同様に、硫化アリルによるものです。硫化アリルのことは何回も触れましたから覚えていますね。

Q ビタミンB1の吸収をアップさせ、エネルギーの代謝を活発にするということでした。ネギの効能色々、あまり身近にあるということでありがたみを忘れるところでした。思い出させていただきありがとうございました。

A アロエミネラル健康食品には、このような香辛料的野菜や薬菜のエキスも多種豊富に含まれていることも是非お忘れなく。

(2005/2/18 配信)