サイトのタイトル「豊穣」、豊穣とは自然から授かった「汗をかいたご褒美」です
☆食材を語る☆

◆◇新しいタイプのキノコ、エリンギ◇◆

□■ガンの予防をはじめキノコの効能は色々です。三大旨み成分のひとつグアニル酸も含まれます。エリンギにはそのほか骨粗鬆症の予防に効果があるトレハロ-スも含まれています。それでは坂本隆司との一問一答で Go!■□


Q シイタケ、マツタケ等は昔から馴染みの深いキノコですが、エリンギは比較的目新しいですね。

A 日本でのエリンギ栽培は、1993年台湾から導入されてからといいますから、本当に新しいタイプのキノコです。元々はロシア以南ヨーロッパ、北アメリカ、中央アジア山地や草原に分布するラタケ属の一種です。

Q 在来のキノコが沢山あるのに、どこが好まれるのでしょうか。

A 味覚、歯ざわりが独特ですね。栽培キノコとしては高級感があります。栽培キノコでは今まで高級感を持ちえているキノコがありませんでしたね。もちろん、マツタケや天然のキノコ類との比較は出来ませんが。

Q 栄養面ではどうなんでしょうか。

A タンパク質、カリウムビタミン類も豊富であり、特にトレハロ-スが骨粗鬆症の予防に効果があると確認されています。

Q トレハロースってなんですか。

A 砂糖と同じ天然糖質ですけどね、生命の復活現象に深く関係しているといわれる不思議な糖質です。たとえば、砂漠に生息するイワヒバという植物は乾燥して何年たっていても水さえ加えれば生き返るそうです。トレハロースが関わっているといわれています。

Q キノコというと、ガンの予防成分を含んでいる種類がいろいろありますね。

A キノコ特有のベータグルカンやフコイダンは抗ガン効果があることで有名です。微量ミネラルであるゲルマニウムも含まれています。抗ガン効果以外にも、便秘、血糖値の低下、血流を促す、肝機能障害を抑える・・・キノコの効能は色々です。エリンギもその点では同じです。

Q そのような効能を抜きにしても、料理に欠かせませんね。

A おっしゃる通りです。ところで、三大旨み成分ってわかりますか?

Q さー?!

A 昆布の「グルタミン酸」、カツオの「イノシン酸」、キノコの「グアニル酸」です。

Q どうりで。鍋物、煮物などには、昆布、鰹節、キノコ、全部使いますね。

A 天麩羅の天つゆもそうですよ。三大旨み成分を混ぜて調理する事で美味しいと感じるのです。

Q シイタケ栽培は、乾燥したクヌギの原木に、菌糸を植え込んで・・・自家栽培も出来ますね。

A エリンギも、比較的簡単に自家栽培できます。説明しましょうか。

Q メールマガジンが長くなってしまいますが、お願いしましょうか。

A のこくず菌種(のこくずにエリンギの菌種を植えた)、ぶなのこくず、米ぬか、水を混ぜます(のこくず、米ぬかの容積比は3対1)。混ぜる時に水が手で絞ったら落ちるくらいの量にします。一方蓋の大き目の瓶を用意し、8分目ほどの量の培地を入れます。底まで径2cm程度の棒で穴をあけてから殺菌をします。蒸し器で沸騰させ1日60分を3日間行うのです。蒸しあがった状態で接種をします。培養は40~50日間ダンボ-ルに入れておき、菌糸がまん延したら表面の菌かきをして、新聞紙等を蓋に乗せて10日間ほどでキノコの芽が出ます。7~10日間ほどで出来上がります。とに角、雑菌を防ぐ事です。70~80日間で、瓶の栽培の独自エリンギの出来上がりです。

Q 結構面倒くさそうじゃないですか。

A でもやってみられると面白いと思います。最後になりますが、アロエミネラル健康食品の200種食材にはキノコ類も、多種入ります。エリンギはもちろん、シイタケ、マツタケ、マイタケ、エノキダケ、マッシュルーム、シメジ、ナメコ等。冬虫夏草、霊芝まで入っています。これだけでも、宣伝価値があります。是非試してみて下さい。

(2004/11/26 配信)