☆食材を語る☆
◆◇赤土に適した薩摩芋◇◆
□■薩摩芋にはでんぷん質が多いということ以外にカリウムも多く含まれます。ナトリウムカリウムポンプの復習も兼ねて話しを展開します。それでは坂本隆司との一問一答で Go!■□
Q 薩摩芋といえば、石焼き芋を思い浮かべる人、薩摩の芋焼酎を思い浮かべる人、色々です。坂本さんはどちらの方でしょうか。
A 間違いなく焼酎派でしょう。なんといっても、薩摩芋の特徴はでんぷん質の含有率が高いこと(25%~30%)。これは、エタノールの原料になります。
Q 薩摩芋の生産地としては、鹿児島県が有名ですが、坂本さんが住んでおられる茨城県も多いそうですね。
A 茨城1号という品種があります。一般の薩摩芋より大きく味は落ちますが、エタノールの材料として貴重なのです。数年前茨城原発事故があったとき、大打撃を受けたことが記憶に新しいです。被害地域以外でも評判がガタ落ちして全部捨ててしまいました。本当にかわいそうでした。
Q ほうれん草と玉葱で土壌の話題が出ました。薩摩芋と土壌の関係はどうなんでしょうか。
A 栄養となる窒素が少ない土壌、いわゆる赤土が適しています。弱アルカリで無機質に富んでいます。茨城県で薩摩芋の生産が多いと言うのは関東ローム層だからです。農業従事者はよく土壌の無い土という言い方をします。
Q 面白い言い方ですね。彼らにとって土壌とは何なのでしょうか。
A それは黒土です。窒素分に富み酸性で微生物の繁殖に適した土です。葉もの類や、果類(ナス、豆など)は、このような土壌で作られます。
Q 広大とは云いがたい日本ですが、土壌にも色々あるんですね。
A よく出来たもので、栄養素に富んだ河川の水が行き渡らないところは赤土で薩摩芋がよく取れるのですから。
Q 薩摩芋にはでんぷん質が多いということでしたが、それ以外にはどんなものが含まれますか?
A 繊維質が多いことは良く知られていますが、その他にもカリウム、ビタミン(A、C)が多く含まれます。
Q カリウムの血圧調整効果については、このメールマガジンサヤエンドウの話の中で、ナトリウムカリウムポンプの説明をしていただいたことがあります。このメールマガジンも回を重ね、新しい読者も増えていることですので、もう一度説明していただけますか。
A 大切なことですからね。ナトリウムはイオン化物質ですから確実に細胞に運ばれます。細胞内のナトリウム濃度があがると、色々な弊害が出てきます。高血圧なんかその最たる例です。で、ナトリウム濃度を下げるには同量のカリウムが必要なのです。カリウムをポンプインすることで、ナトリウムをポンプアウトします。このことを、ナトリウムカリウムポンプと呼んでいる訳です。
Q 日本人の食事では結構ナトリウムの摂取量が多いといわれます。
A 大分注意するようになったと思いますが、いかんせん、味噌の食文化醤油の食文化に根ざしていますから。また、それを全部否定してしまってはあまりに味気ないものなってしまいます。ですから、カリウムが多く含まれている食事をとることは大切です。細胞内の代謝にはカリウムが極めて重要です。
Q アロエミネラル健康食品では、カリウムを含む食材は使っていますか。
A もちろんです。薩摩芋では金時芋を使っています。柿、リンゴなど秋の果物、その他カリウムを含む食材は多くありますが、殆ど使っています。でももっと大切なことは、カリウムというとカリウムだけに注意を払うのではなくて、ベータカロチンも大切、ビタミンCも大切、マグネシウムも大切・・・要はバランスを大切にしたいということです。アロエミネラル健康食品をおすすめするのは、そのような観点からです。
(2004/11/12 配信)
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