☆土壌還元と廃棄物処理☆
 ヘドロの分解と悪臭除去
生ごみ、養豚廃棄物の処理実験で「養豚糞尿池の処理実験」を紹介しましたが、その中で「自然の水(ドクターフーズ)」が腐敗臭の除去と(糞尿)ヘドロの分解に効果的であることが観察されています。「自然水」はヘドロの嫌気条件を好気条件に変える働きを持っていると考えられます。ヘドロの分解については、もっと顕著な結果が見られた実験例があります。以下その紹介です。
ヘドロ分解による河川の浄化実験
牧港川は、浦添・宜野湾に流入する河川のひとつで汚染が進行した川です。「沖縄ピースコースト」 というNPOが、沖縄の沿岸海域の磯焼け防止及び水質浄化を目指した活動を行っており、そのためには海に流入する河川をきれいにすることが先決問題であるとして、広範な活動を展開しています。平成15年7月27日、浦添市主催による第2回牧港川クリーンアップ作戦が行われました。そこで「自然の水」を試す機会を得ました。前後3回にわたって撒布しました。ここでも悪臭除去およびヘドロ分解による水質浄化に極めて大きな効果のあることが確認されました。その報告は当社の別サイトに沖縄牧港川の浄化作戦のタイトルで掲載しています。重複しますが、ビデオを見ていただく時の予備知識として、実験経緯をまとめておきます。ビデオへのリンクはこのページの下のほうにあります。
7月22日 予察試験として、「自然の水」20リットルを浦添市牧港川上流に散布。
7月27日 クリーンアップ作戦開始。「自然の水」20リットルを牧港川陽迎橋より下流に撒布。15分経過以降、下流150メートル付近まで、川底から泡が噴出、ヘドロが浮上分解して悪臭が消えていくのを確認した。
7月28日 陽迎橋地点から上流は、100メートルにわたりヘドロが乾燥して表面に固化、相当な悪臭があった。午前10時、固化したヘドロの上流に「自然の水」20リットルを撒布。午後4時に至るまで、変化は起きなかった。陽迎橋下流の方は臭いが薄れ、ヘドロ爆発は下流70メートル付近で見られた。
7月29日 午前10時、陽迎橋地点から上流3メートルにわたりヘドロの爆発がはじまった。水面が少し顔を出しはじめ、固化していたヘドロが柔らか味を出してきた。
7月30日 午前9時30分、陽迎橋地点から上流側の水面は約10メートルに拡大。ヘドロの分解爆発が進む。表面のヘドロが軟化。
7月31日 午前9時30分、陽迎橋地点から上流側の水面は約20メートルに拡大。ヘドロの分解爆発が進む。固化していたヘドロ層は一層軟化。
8月1日 午前9時30分、陽迎橋地点から上流側の水面は約70メートルに拡大。残り30メートルのヘドロも軟化が進み、分解爆発は連続的に発生。悪臭が消えて行きつつあった。
8月2日 陽迎橋地点から上流側100メートルを覆っていたヘドロは分解して流出、水面が完全に顔を出した。ヘドロ爆発は100メートルまでの水面いたるところで連続的に発生。悪臭は消えて行きつつあった。
8月3日~8月5日 この間もヘドロの分解が続き、8月6日にようやく終息したのを確認した。
陽迎橋地点から上流100メートルにわたって、乾燥固化したヘドロが川の表面を覆っていたのが、ほぼ一週間で分解し水面が戻ったという報告です。この経緯を「沖縄ピースコースト」がビデオ収録しました。下のボタン(四角枠)の中にマウス・ポインターを持っていってクリックするとビデオ再生(音声付)が始まります。このビデオの映像時間は6分10秒です。
土壌還元を見直す
「土壌還元と廃棄物処理」はこの辺で終わりにします。要点をまとめると次のようになります。
- かつてのリサイクル構造の根源をなしていた土壌還元をもう一度見直す必要があるように思います。
- 生ごみのような生活廃棄物や畜産に伴う糞尿処理は、今は埋め立てしか能がないように見えますが、土壌還元をもう一度見直すことで活路が開けてくるのではないでしょうか。
- 土壌還元が進まない理由の一つは、植物性廃棄物に含まれている防腐剤やその他の薬品と考えられます。このような薬品が混入している為、微生物条件を嫌気条件にしているのです。
- 従って薬品等による嫌気条件を緩和して、好気条件を促すことで自然の摂理を生かす工夫が必要でしょう。
- そのような研究や取り組みは色々進んでいますが、より積極的に進められるべきです。
- 「自然の水」を使ったやり方は一例ですが、より多くの人に検討していただきたいと考えています。必要であれば喜んで協力させていただきます。

10/30/2008
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